マイホームを購入したばかりで、火災保険について詳しく知りたいと思っているあなた。
もしも、住宅火災に遭った場合、火災保険からどのくらいの保険金が受け取れるのか、具体的な金額を知りたいと思っていませんか。
今回は、火災保険の仕組みを解説し、全焼した場合に受け取れる保険金の目安や請求方法、注意点などをわかりやすく説明することで、あなたが安心して火災に備えることができるようにサポートします。
火災保険全焼でいくらもらえる?
火災保険は、建物や家財を火災などの災害から守るための保険です。
全焼した場合、契約した保険金額に応じて保険金が支払われます。
では、具体的にどのくらいの金額が受け取れるのでしょうか。
1: 保険金額の目安
火災保険の保険金額は、建物の価値や家財の価値を基準に設定されます。
一般的には、建物の価値を基準に保険金額を設定することが多いです。
例えば、建物の価値が3,000万円の場合、保険金額も3,000万円と設定されることが多いでしょう。
2: 全焼した場合の保険金
全焼した場合、契約した保険金額の全額が支払われます。
つまり、建物の価値が3,000万円で、保険金額も3,000万円と設定している場合は、全焼した場合に3,000万円の保険金が支払われます。
3: 保険金額を低く設定した場合
保険料を抑えるために、保険金額を建物の価値よりも低く設定している場合もあります。
例えば、建物の価値が3,000万円の場合、保険金額を2,000万円と設定しているかもしれません。
この場合、全焼した場合に受け取れる保険金は2,000万円となります。
4: 時価と新価の違い
火災保険の保険金額は、時価と新価のどちらを基準とするかで金額が変わります。
時価:建物の経年劣化を考慮した現在の価値を基準とするため、新価よりも低い金額となります。
新価:現在の価格で建物を新たに購入する場合の費用を基準とするため、時価よりも高い金額となります。
新価を基準に設定していれば、全焼した場合に現在の価格で建物を再建築できるだけの保険金を受け取ることができます。
全焼後の火災保険請求方法と注意点
全焼後に火災保険を請求する際には、いくつかの手順と注意点があります。
1: 必要な書類
保険金請求には、以下の書類が必要となります。
保険証券
火災保険金請求書
損害状況報告書
火災原因調査報告書
見積書(再建築費用や修理費用)
その他必要な書類(保険会社によって異なる場合があります)
2: 請求の手順
保険金請求の手順は以下のとおりです。
・保険会社へ連絡
火災発生後、できるだけ早く保険会社へ連絡しましょう。
・ 必要な書類を準備
保険会社から指示された書類を準備しましょう。
・ 保険会社へ書類を提出
必要書類を保険会社へ提出しましょう。
・ 保険金支払
保険会社が書類を審査し、保険金が支払われます。
3: 注意点
火災保険金請求にはいくつかの注意点があります。
・請求期限
保険金請求には、期限が定められています。
期限内に請求しないと、保険金を受け取ることができなくなる場合があります。
・保険金請求の不正行為
保険金請求を不正に行うことは犯罪です。
虚偽の申告や保険金詐欺などは厳罰に処せられます。
・地震による火災
地震による火災は、火災保険では補償されません。
地震保険に加入している場合は、地震保険から保険金が支払われます。
まとめ
火災保険は、住宅火災に備えるための重要な保険です。
全焼した場合、契約した保険金額に応じて保険金が支払われます。
火災保険金請求には、必要な書類を準備し、手順に沿って請求することが大切です。
また、保険金請求の期限や不正行為など、注意点もしっかりと理解しておきましょう。
火災保険について詳しく知りたい方は、保険会社に相談することをおすすめします。
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