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電気的事故とは

2022.04.20

電気的事故や機械的事故とはどのような事故なのでしょうか?




保険会社により多少の違いはあるものの、まず電気的事故とは、過電流によるショートやアーク、スパークなどで、焦げたり、溶けたり、電流が通らなくなったりして、壊れてしまった事故のことを言います。次に機械的事故とは、機械装置そのものに亀裂がおきたり、折れたり、曲がったり、溶けたりなどした事故のことをいいます。




事故例を見てみましょう。




 




 




・ボイラのバルブ操作ミスにより、空焚き状態になり水管が破損した。




・点火操作時に異常着火し、給湯器から大きな音がし、配線が焼きついて故障してしまった。




・空調機の冷温水コイルが冬期の水抜き不良のために、凍結して破損してしまった。



勘違いしやすいのですが、「落雷によって」ショートしてしまった事故は、火災保険の基本部分(火災・落雷・破裂・爆発)によって補償されます。


そのため、『電気的・機械的事故特約』で補償される事故は、落雷以外で起きた事故になります。


全国建物保全協会では、建物保全士が適切な建物の維持管理を行う「マイホーム検」を通じ、長く安心して暮らせるように適切な定期点検を推奨する活動をしております。

施主様のマイホームでの暮らしを守る活動を是非ご覧ください。