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瑕疵保険とは?瑕疵保険のメリットについてご紹介します!

2023.11.10
「瑕疵保険」と呼ばれる保険を聞いたことはありますか。
名前だけなら聞いたことがある方もいるかもしれませんが、具体的にどのような保険なのか知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、瑕疵保険とは何かと、瑕疵保険に加入するメリットについてご紹介します。

□瑕疵保険とは?


瑕疵保険とは、国土交通大臣が指定した住宅専門の保険会社が受け入れる、住宅の検査と保証がセットになった保険制度です。
住宅の購入者ではなく施工会社が加入する仕組みで、購入した住宅に欠陥が見つかった場合には、補修を行った会社に保険金が支払われる仕組みです。

新築住宅と中古住宅のどちらも瑕疵保険の加入対象ですが、新築住宅は建設工事完了日から1年以内に引き渡しされた住宅、中古住宅は新耐震基準を満たすことが条件です。
新築住宅も中古住宅も、建築士による検査に合格する必要があります。

□瑕疵保険のメリット


1.リフォーム会社が倒産しても保証してもらえる

一般的にリフォームをした物件の補修が必要な場合、リフォーム工事を依頼した会社が倒産していると補修してもらえません。
このような場合に、瑕疵保険に加入していると保険会社に対して補修費用を請求できます。
したがって、万が一リフォーム会社が倒産しても補修を受けられないリスクを回避できるメリットがあります。

2.第三者に検査してもらえる

リフォームの瑕疵保険は、リフォームの工事完了後またはリフォームの工事中に専門の検査士が設計施工基準に沿って念入りに建物を検査します。
国土交通大臣による指定を受けた住宅瑕疵担保責任保険人が、実際に検査を引き受けます。
したがって、リフォームが手抜き工事で行われる可能性を軽減できるメリットがあります。

3.瑕疵があった場合、検査員が証明してくれる

検査員は専門的な知識を持っているほか、リフォーム会社との利害関係はありません。
そのため、正しい判断で工事に欠陥がないかどうか第三者の立場で確認し、証明してもらえます。

□まとめ


瑕疵保険とは、国土交通大臣が指名した保険会社が行う、住宅の検査と保証がセットの保険制度のことを指します。
加入するためには、新築・中古住宅ともに、建築士の検査に合格する必要があります。
瑕疵保険に加入すると、万が一依頼していたリフォーム会社が倒産しても保証してもらえたり、第三者である検査員が瑕疵を証明してくれたりするメリットがあります。
この時、検査員はリフォーム会社と利害関係にないため、安心して検査・証明を任せられます。


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