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家を建てる方必見!サイディングのメンテナンスフリーは本当?

2024.08.03
「サイディングはメンテナンスフリーだから、将来のメンテナンス費用は心配ない」
そう思ってマイホームを購入した方も多いのではないでしょうか。

しかし、サイディングは本当にメンテナンスフリーなのでしょうか。

この記事では、サイディングの種類別のメンテナンス時期と、サイディング以外の素材でメンテナンスフリーを目指す方法を解説します。

□家を建てる方必見!サイディングは本当にメンテナンスフリー?



実は、サイディングはメンテナンスフリーではありません。
サイディングは、素材によって耐久性が大きく異なります。
そのため、メンテナンス時期も種類によって大きく変わってきます。

1:窯業系サイディング



窯業系サイディングは、セメントと繊維質を主原料とした、現在日本で最も主流のサイディングです。
デザインが豊富で、さまざまな外壁に仕上げられるため、人気があります。

しかし、窯業系サイディングは、他のサイディングと比べて、紫外線や雨風に弱いため、7〜10年の定期的なメンテナンスが必要です。

2:金属系サイディング



金属系サイディングは、金属を成形・加工し、断熱材で裏打ちしたサイディングです。
重量が軽く、建物への負担が少ないのが特徴です。

金属系サイディングは、窯業系サイディングと比べて、耐久性に優れているため、メンテナンス頻度は少なめで、10〜15年です。
しかし、サビが発生しやすいという弱点があります。

3:木質系サイディング



木質系サイディングは、天然木や合板などの木材を主材としたサイディングです。
断熱性に優れ、環境にも優しい素材ですが、他のサイディングと比べて耐久性が低いという特徴があります。
10年程度でのメンテナンスがおすすめです。

4:樹脂系サイディング



樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂を主原料としたサイディングです。
雨水や塩害に強く、耐久性も高いのが特徴です。

しかし、紫外線に弱いため、10〜20年での定期的なメンテナンスが必要です。

□メンテナンスフリーを目指す方法



サイディング以外の素材でも、メンテナンスフリーを目指す方法もあります。

1:ガルバリウム鋼板



ガルバリウム鋼板は、亜鉛とアルミニウムを合金化した鋼板で、サビに強く、耐久性に優れた素材です。
ガルバリウム鋼板は、メンテナンスフリーに近い外壁材ですが、傷がついたり、他の金属や木材と接触させたりすると、サビが発生する可能性があります。
こまめに汚れを落とすことで、長持ちしますよ。

2:耐候性塗料



耐候性塗料は、紫外線や雨風に強い塗料です。
サイディングに耐候性塗料を塗ることで、メンテナンス期間を延ばせます。
定期的に塗料の塗り直しを行いメンテナンスしましょう。

3:シーリング材の強化



シーリング材は、外壁材の隙間を埋めるために使われる素材です。
シーリング材は、外壁材よりも早く劣化するため、定期的な点検が必要です。
耐久性に優れたシーリング材を使用しましょう。

□まとめ



サイディングは、種類によってメンテナンス時期が異なります。
窯業系サイディングは、7〜10年に1度、金属系サイディングは、10〜15年に1度、木質系サイディングは、10年程度、樹脂系サイディングは、10〜20年に1度のメンテナンスが必要です。

さらなるメンテナンスフリーを目指すには、ガルバリウム鋼板を使用したり、耐候性塗料を塗ったり、耐久性に優れたシーリング材を使用したりする方法があります。
定期的なメンテナンスを行うことで、サイディングを長持ちさせられますよ。

ぜひ、この記事を参考にして、家のメンテナンス計画を立ててみてくださいね。

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