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家を長く住み続けるための築5年目の家点検の重要性とチェックすべきポイント

2024.09.09
築5年目の家を所有し、これから長く住み続けたいと考えている方は、将来にわたって快適に過ごしたいと願っていることでしょう。 しかし、築5年目を迎えた家は、新築時と比べて劣化が始まっているかもしれないと不安を感じているかもしれません。 具体的にどのような点検が必要なのか、どのようなことに注意すべきなのか、わからないという方もいるのではないでしょうか。

□築5年目の家点検はなぜ重要なのか?

築5年目を迎えた家は、目に見えない部分の劣化や不具合が発生している可能性があります。 新築時の保証期間が切れるタイミングでもあるため、しっかりと点検を行い、適切なメンテナンスを行うことが重要です。

1: 目に見えない劣化の進行:

外壁や屋根は、雨風や紫外線にさらされ、徐々に劣化が進みます。 また、シロアリやカビなどの害虫・菌類による被害も発生する可能性があります。 これらの劣化は、初期段階では目に見えにくいですが、放置すると深刻な状態になることも。

2: 不具合の早期発見:

水回り設備の故障、床や壁の傷み、断熱材の劣化など、築5年程度の家では様々な不具合が発生する可能性があります。 早期に発見し、適切な対処を行うことで、大きな修理費用や生活への影響を防ぐことができます。

3: 安心と安全の確保:

定期的な点検を通して、家の状態を把握することで、安心して長く住み続けられる環境を維持できます。 また、安全性の点からも、構造上の問題や危険箇所を早期に発見し、対策を講じることで、家族の安全を守ることができます。

□築5年目の家点検チェックすべきポイント

築5年目の家の点検では、様々な箇所をチェックする必要があります。 具体的なチェックポイントを理解することで、点検時に何を注意すべきか、どのような質問をすれば良いかが明確になります。

1: 外装部分

まず、外壁が挙げられます。 ひび割れ、剥がれ、汚れ、色褪せについてチェックしましょう。 屋根も瓦のズレや破損、雨漏りの跡、棟板金の腐食が進んでいる可能性があります。 また、雨どいも詰まり、破損、腐食しているかもしれません。

2: 内装部分:

床の傷、へこみ、歪みをまず確認しましょう。 他にも、壁のひび割れ、剥がれ、湿気、カビもチェックする必要があります。 天井も雨漏りの跡や断熱材が劣化しているかもしれません。

3: 水回り:

キッチンのシンクの排水口の詰まり、蛇口の故障も確認しましょう。 また、浴室も排水溝の詰まり、カビ、タイルの剝がれが目立つ箇所があるかもしれません。 更にトイレの水漏れ、便器の詰まりもチェックする必要があります。

4: その他:

電気系統はコンセントの緩み、照明の不具合が挙げられます。 ガス系統もガス漏れ、配管の腐食を確認することが大切です。 窓のサッシの破損、ガラスの割れや換気扇の汚れ、故障も忘れずにチェックするようにしましょう。

□まとめ

築5年目の家は、新築時と比べて劣化が始まっている可能性があり、点検を通して家の状態を把握し、適切なメンテナンスを行うことが重要です。 外壁や屋根、雨どいなどの外装部分の劣化、シロアリやカビの発生、水回りの不具合、床や壁の傷みなど、様々な箇所をチェックすることで、安心して長く住み続けられる家を維持することができます。 定期的な点検を習慣化することで、快適で安全な住まいを保ちましょう。 定期的な点検での維持管理に関して是非お気軽にご連絡ください。

全国建物保全協会では、建物保全士が適切な建物の維持管理を行う「マイホーム検」を通じ、長く安心して暮らせるように適切な定期点検を推奨する活動をしております。

施主様のマイホームでの暮らしを守る活動を是非「マイホーム検」をご検討ください。