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住宅の一年点検の注意点とは?チェックリストと一緒にご紹介します!

2023.01.06
住宅を建てて1年が経過すると、「一年点検」とは、住宅を建てて1年が経過すると実施される点検のことです。
住宅を快適な状態に保つために、適切な時期に適切なメンテナンスを行う必要があり、「一年点検」はそのメンテナンスの第一歩でもあります。
では、住宅の一年点検の注意点とチェックすることは何が挙げられるのでしょうか。

□住宅の一年点検の注意点とは


1つ目は、自分でチェックすることです。
一年点検では、住宅を建てた建築業者が規定に従って住宅をチェックしますが、これはあくまでその建築業者が決めたチェックリストに従ったものです。
家の基礎や外壁などの重要なポイントはチェックしていても、クロスのズレや床の小さなキズのような細かなポイントには気づかないケースが多いです。
そのため、自分で気になるポイントは自分でチェックして、一年点検の際に伝えましょう。

2つ目は、全てを無償で直せるわけではないことです。
この点検で直せるポイントは決まっているため、あれもこれもと全てを直せるわけではありません。
自分達が生活した上でついた小さなキズなどは保証されないので注意してください。

3つ目は、保証が切れるところを重点的に見ることです。
保証期間はずっとついているものではなく、期限があるため、1年2年と時が経つと保証期間が切れる箇所があります。
保証が切れる前に契約内容を確認しておくことをおすすめします。

□住宅の一年点検のチェックリストについて


住宅の一年点検のチェックリストは、クロスのズレ、床鳴り、雨漏り、アリなどの虫の有無、ドアストッパーの歪み、建具の確認、外壁の点検などが挙げられます。

例えば、床を踏んだときにギシギシ音がするのが床鳴りですが、こちらは季節の関係でギシギシ音が鳴っている場合があります。
それは、冬に木材が乾燥することが原因であると考えられるので注意してください。

外壁は、ひび割れがないかどうか、サイディング材に傷や割れがないかどうかを確認しましょう。
他にも、外壁の反りや亀裂、うねりも確認しましょう。
コーキング材の劣化は、日当たりの影響で劣化具合が異なるので注意してください。
ただし、引き渡し後に壁に凹みがあった場合、引き渡し後だから対象外である場合があるので注意してください。

当社は、無料のマイホーム検を行なっています。
工事後も無料で定期的に点検を行いますのでぜひご確認ください。

□まとめ


今回は、住宅の一年点検の注意点とチェックすることについてご紹介しました。
住宅を快適に過ごすためにもメンテナンスが欠かせないため、住宅を建てた方は必ず一年点検を受けましょう。
大事な建物資産を守る為に無駄な工事はせず、建物を維持管理することで快適な住環境を実現いたしますので、お困りの際は当社までお問合せください。

全国建物保全協会では、建物保全士が適切な建物の維持管理を行う「マイホーム検」を通じ、長く安心して暮らせるように適切な定期点検を推奨する活動をしております。
施主様のマイホームでの暮らしを守る活動を是非ご覧ください。