屋根材を選ぶ際、大切なのは自分自身が重視したいポイントを考えることです。
万能な屋根材は存在せず、おすすめの屋根材も目的別に変わってきます。
そこで今回は、おすすめの屋根材の種類と屋根材を選ぶポイントについて解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
□おすすめの屋根材の種類は?
まずは、おすすめの屋根材を目的別に見ていきましょう。
*おしゃれな屋根材
屋根の見た目を重視したい方には、ガルバリウム鋼板かアスファルトシングルがおすすめです。
ガルバリウム鋼板はシンプルなデザインが多く、アスファルトシングルはデザイン性の高い商品が豊富です。
そのため、シンプルなおしゃれを求めるか、際立ったデザインを求めるかで使い分けると良いでしょう。
*コスパが良い屋根材
コストパフォーマンスを重視したい方には、ガルバリウム鋼板とスレート板がおすすめです。
どちらの屋根材も耐久性や耐震性に優れており、機能性が高い屋根材となっています。
スレート板は費用が安価な上に耐用年数もそれなりに長く、ガルバリウム鋼板は費用こそやや高めですが耐用年数が非常に長いため、コスパが良い屋根材といえます。
*耐久性が高い屋根材
耐久性が高い屋根材を求めている場合には、日本瓦とガルバリウム鋼板がおすすめです。
日本瓦はメンテナンスが要らない上に耐用年数が50年〜100年と長く、ガルバリウム鋼板は定期的なメンテナンスこそ必要ですが、耐用年数が25年〜35年と長いです。
□屋根材を選ぶ際のポイントとは
続いて、屋根材を選ぶ際のポイントをご紹介します。
1つ目のポイントは、「屋根材で重視する要素を明確にすること」です。
冒頭でも触れたように、屋根材を選ぶうえで何を重視するかは重要な問題です。
価格の安さと耐用年数の長さの両方を満たした屋根材はほとんどなく、価格を重視するなら耐用年数が、耐用年数を重視するなら価格がどうしても見劣りするケースがほとんどです。
2つ目のポイントは、「長期的なコストパフォーマンスで考えること」です。
例えば、トタンは初期費用は安いですが、メンテナンスコストが高いです。
この場合、10年で取り壊す住宅ならトタンが安く、30年以上は維持する予定なら銅板のほうが安価で済むでしょう。
□まとめ
今回は、おすすめの屋根材の種類と屋根材を選ぶポイントについて解説しました。
屋根材に求める要素を明確にしてから、屋根材選びに取り掛かるようにしましょう。
その際の判断基準としては、見た目、耐久性、メンテナンスの手間を考えるのがおすすめです。
全国建物保全協会では、建物保全士が適切な建物の維持管理を行う「
マイホーム検」を通じ、長く安心して暮らせるように適切な定期点検を推奨する活動をしております。
施主様のマイホームでの暮らしを守る活動を是非「
マイホーム検」をご検討ください。