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屋根塗装のタイミングっていつ?劣化を示すサインもご紹介!

2023.05.27
定期的な屋根塗装が重要だと分かっている方でも、塗装のタイミングに迷う方が多いと思います。
屋根の状態を保つために、目安となる時期はおさえておきたいところです。
そこで今回は、屋根塗装をすべきタイミングや屋根の劣化を示すサインについて解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

□屋根塗装のタイミングは?


屋根塗装のタイミングの目安は、およそ築10年とされています。
実際、日本瓦以外の金属屋根、スレート瓦などは5~10年ごとが塗装の目安です。
そのため、マイホームの防水性を保つためにも、遅くとも築10年目で塗装すると良いでしょう。

屋根は雨風や紫外線にさらされやすいため、外壁よりも傷むスピードが速いです。
10~13年ほどの耐久性があるとされるシリコン塗料でも、8年しかもたなかったということもあります。
2度目の塗装の際は特に、塗装を早めに検討すべきといえます。

屋根材と塗膜の劣化は、雨漏りにつながります。
雨漏りが起こると、建物の強度が下がってしまいます。
「まだ雨漏りをしていないから大丈夫」と慢心せず、定期的な点検、補修を欠かさずに行いましょう。
そうすることで、知らぬ間に雨染みができていた、急に天井から水滴が落ちてきたといった事態を未然に防げます。

□屋根の塗装時期を示すサインとは


続いて、屋根の塗装時期を示すサインをご紹介します。

*色あせ


屋根の色あせが起きている場合、そろそろ塗装を検討すべき時期といえます。
色があせているという事は、塗料の効果が薄くなっていることを意味するからです。

症状が深刻かといわれるとそうとはいえませんが、見た目が気になる方は塗装をしても決して時期尚早ではありません。

*カビ・コケの繁殖


カビやコケが繁殖していたら、塗装をすべきタイミングです。
屋根の防水機能が失われつつあり、カビやコケが繁殖しやすくなっています。

コケがあまりに繁殖しすぎると、屋根材を劣化させたり、屋根の詰まりから雨漏りを引き起こしたりと災難しかないため、早めに塗装の手配をしましょう。

*ひび割れ


屋根のひび割れも、塗装をすべきタイミングです。
ひび割れは、屋根材が脆くなり始めている証拠ともいえます。

ひび割れの範囲が広がれば工事費用も跳ね上がるため、範囲が狭いうちに対処しておくと良さそうです。

□まとめ


今回は、屋根塗装をすべきタイミングや屋根の劣化を示すサインについて解説しました。
築年数、屋根の劣化を示すサインなどの要素を見ながら、塗装の時期を見極めるようにしましょう。
早め早めの補修が、後の雨漏りを防ぐことにつながります。

全国建物保全協会では、建物保全士が適切な建物の維持管理を行う「マイホーム検」を通じ、長く安心して暮らせるように適切な定期点検を推奨する活動をしております。

施主様のマイホームでの暮らしを守る活動を是非「マイホーム検」をご検討ください。