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建物の維持管理はどうやってするの?放置するリスクもご紹介!

2023.08.20
建物の維持管理をし続けるのは大変ですよね。
「使わない建物などは放置して問題ないのではないか」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
しかし、建物の維持管理をせず放置してしまうことで生じるリスクも存在します。
そこで今回は、建物の維持管理する方法と放置するリスクについてご紹介します。

□建物を維持・管理するにはどうすればいい?


建物を維持・管理するためには、建物が老化しないために定期的に点検や不調部分の整備を行う必要があります。
住むマンションやアパートによっては管理会社が委託してくれるところも存在します。
具体的に管理するべき場所として、電気や水道などのライフライン設備、水質検査、防火対策、ゴミ捨て場のゴミ管理などが挙げられます。

建物の老朽化を防ぎ長く使用できるようにするために、老朽化した建物全体を大規模に修繕したり、一部のみを修繕したり、リノベーションを行い新築同様にするなどの方法があります。
また、ゴミ捨て場の管理などは定期的に清掃するようにし、建物を住みやすい環境にするようにします。

□建物の維持管理をしないとどうなる?放置するリスクをご紹介!


1.建物の価格が下がる
建物に人の手が入らないとどうしても老朽化しやすくなってしまいます。
風通しが悪くなることで壁や床にカビが発生して建物全体の耐久性が弱くなってしまったり、シロアリが繁殖したり、虫やネズミにより配管を傷つけられることで火災が発生する可能性も十分に考えられるため大変危険です。

2.賠償金の支払いが生じることもある
自分が所有しているにもかかわらず建物を放置し、それが原因で近隣住人や通行人を怪我させてしまった場合は所有者の責任になります。
人の手が入らない家は荒れ放題になり、大雨や台風などの自然災害の際に屋根の瓦や庭のゴミが飛びやすくなります。
そのため、万が一危害を加えてしまった場合は賠償金を支払う必要があり、余計な出費につながってしまいます。

3.特定空き家に指定されてしまう
特定空き家に指定されてしまうと行政機関によって強制的に取り壊されてしまいます。
しかし、その取り壊し費用は所有者に請求され、個人で取り壊す際よりも高く請求されてしまうため注意が必要です。

□まとめ


建物を維持管理するには定期的に掃除や点検を行うようにしましょう。
管理を行わず放置すると建物自体の価値が下がってしまったり、近隣住民に被害を与えてしまった場合は建物の所有者の責任になるため注意しましょう。
また、特定空き家に指定されてしまうと行政機関に強制的に取り壊され、撤去されてしまいます。

全国建物保全協会では、建物保全士が適切な建物の維持管理を行う「マイホーム検」を通じ、長く安心して暮らせるように適切な定期点検を推奨する活動をしております。 施主様のマイホームでの暮らしを守る活動を是非「マイホーム検」をご検討ください。


全国建物保全協会では、建物保全士が適切な建物の維持管理を行う「マイホーム検」を通じ、長く安心して暮らせるように適切な定期点検を推奨する活動をしております。
施主様のマイホームでの暮らしを守る活動を是非「マイホーム検」をご検討ください。