家を点検する必要があるとわかっているものの、具体的にいつのタイミングで点検を行うべきなのか分からずお困りの方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、家の定期点検のタイミングと、定期点検の際に見るべきポイントについて解説します。
□家の定期点検はいつすればいい?定期点検の内容もご紹介!
1.家を建ててすぐのタイミング
家を建ててすぐの定期点検のタイミングは、3か月、6か月、1年、2年のタイミングで行うことが多いです。
早い段階で欠陥が起きている場合は施工した会社の問題であることが多いことから、不具合の早期発見をするために点検をこまめに行います。
点検内容としては主に外観だけでなく、水回りや雨漏りなどの点検を行います。
2.家を建てて2年目
2年目以降は、家の箇所によっては保証が切れることもあります。
そのため、保証が切れた個所に修繕の必要はないのかを点検します。
2年目のタイミングは建材の歪みも出てきやすくなるため、歪みによる不具合はないかチェックします。
3.家を建てて5年目
5年目は、シロアリ予防などの効果が切れる時期です。
クロスが剥がれていたり外壁がかけていたり、隙間があったりしないかのチェックを入念に行います。
壁や柱、水回りや雨漏りのどれに関してもひどくなる前の早期発見が大切です。
また、水回りの耐用年数は一般的に10年前後と言われています。
家を建てて10年目は、水回りを入念に点検するようにしましょう。
□家の定期点検でチェックすべきポイントとは?
*外壁
基礎部分のひび割れ、浮き、剥がれなどが起こっていないかをチェックします。
特に屋根のひび割れは放置していると雨漏りにつながるリスクがあるため、小さいひび割れも見逃さず修繕するようにしましょう。
ベランダなどは雨や紫外線で劣化しやすいため丁寧にチェックするようにしましょう。
*建物内部
建物内部にもクロスの浮きや壁のヒビがある可能性が十分に考えられるためチェックしましょう。
また、シミができている場合は雨漏りの可能性があるため注意が必要です。
□まとめ
家の点検は、家を建ててすぐの時はこまめに行い、2年目以降は2~3年ほどの間隔をあけて定期的に行うようにしましょう。
家の定期点検でチェックすべきポイントとして、外壁と家の内部があります。
どちらもクロスの浮きやひび割れには注意が必要です。
また、建物内部の場合はシミがないかにも気を配るようにしましょう。
小さなシミでも放置しておくと被害が拡大し、最終的な修繕費用が多くかかってしまうこともあります。
全国建物保全協会では、建物保全士が適切な建物の維持管理を行う「マイホーム検」を通じ、長く安心して暮らせるように適切な定期点検を推奨する活動をしております。 施主様のマイホームでの暮らしを守る活動を是非「
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