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中古住宅購入者必見!瑕疵保険と費用負担について解説します!

2023.12.20
多くの人が中古住宅の購入を検討する際、瑕疵保険の存在は気になるポイントの1つですよね。
瑕疵保険は購入する家の安全性を保証し、不安を軽減する重要な役割を果たします。
本記事では、瑕疵保険の費用相場や加入の必要性、そのメリットについて深掘りすることで中古住宅購入時の不安を和らげる知識をご紹介します。

□瑕疵保険の費用相場と加入時の注意点


瑕疵保険の費用や加入については、下記の3点に注意しましょう。

1:費用相場の理解

瑕疵保険の加入にかかる費用は、一般的に6万円から15万円とされています。
この額は中古住宅の特性や規模によって異なりますが、大半の場合、この範囲内で収まります。
具体的には、この費用には物件の検査料と保険料が含まれています。

検査料は物件の状態を専門家が精査するコストであり、保険料は万一のリスクに備えるためのものです。
購入予定の物件の種類や規模に応じて、これらの料金は前後するため、具体的な見積もりを取ることが重要です。

2:加入先の違いとその影響

中古住宅の場合、瑕疵保険の加入先は売主の属性によって異なります。
売主が宅建会社である場合、大抵はその会社が保険に加入します。
これにより、万一の際のリスクは会社によってカバーされることになります。

一方、個人が売主の場合、買主は自ら選んだ検査機関を通じて瑕疵保険に加入することが一般的です。
この場合、保険のカバレッジや補償範囲をよく理解しておくことが求められます。

3:加入時のチェックポイント

瑕疵保険に加入する際は、以下のポイントを念頭に置くことが大切です。
まず、保険の範囲と補償内容を細かく確認し、特に構造上の重要な部分がカバーされているかをチェックすることが重要です。
また、保険料の支払い方法や保険期間、保険が適用される条件などの具体的な契約内容を理解しておくことも欠かせません。

保険会社や検査機関によって異なる場合があるため、加入前に詳細な資料を入手し、必要に応じて専門家の意見を聞くことも良い選択です。

□瑕疵保険のメリットと買主への安心保証

*基本性能の保証と安心


瑕疵保険は中古住宅の基本性能を保証します。
柱や屋根など、目に見えない部分の瑕疵も事前に建築士によるチェックが入るため、購入後の「隠れた瑕疵」に対する不安が大幅に減少します。
これにより、買主は安心して住宅を購入でき、売主にとってもスムーズな取引が期待できます。

*不具合の保険金対応


引き渡し後に発生した不具合も、瑕疵保険がカバーする範囲内です。
特に宅建会社が売主の場合、2年間の契約不適合責任が保証されます。
もし売主が倒産した場合でも、保険金は買主に直接支払われるため、安心です。
個人売主の場合でも、瑕疵保険に加入している場合には保証期間に関係なく、補修費用をカバーできます。

□まとめ


瑕疵保険は中古住宅購入時の大きな安心材料の1つです。
費用の相場は6万円から15万円で、売主が宅建会社か個人かによって加入先が異なることを理解しておきましょう。
瑕疵保険の理解は、中古住宅を購入する際の大切なステップであり、この知識を持つことで、より安心して住宅を選べます。

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