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家の定期点検ではどこを見る?日常でできるお手入れのポイントもご紹介!

2024.06.20
家はただの住居ではなく、長期的な価値を持つ資産でもあります。
その価値を維持し、長く快適に暮らしていくためには、適切な維持管理が欠かせません。
この記事では、新築の定期点検の重要性と日常的なメンテナンスのポイントを解説し、住まいを長持ちさせるための行動指針をご紹介します。

□家の定期点検って何?住宅点検の基礎知識



新築の家を購入した後、定期的に実施される住宅点検は、新しい住まいを長く安全に保つための重要なプロセスです。
この点検は、新築後の様々な時期に施され、多くの利点をもたらします。
以下で、住宅点検の基本とその重要性について見ていきましょう。

*点検の時期と頻度



新築から半年、1年、2年、5年、10年という節目に行われる住宅点検は、建物の健全性を確認し、早期に問題を発見するために設定されています。
定期的に確認をしておくことで、施工会社が保証期間内に問題を無償で修正することが可能です。

*第三者による点検の利点



建築士などの専門家による第三者点検は、建物が図面通りに施工されているかを確認し、見落とされがちな施工ミスや不具合を指摘します。
この第三者による独立した評価は、家主が安心して生活できるようなサポートだといえます。

*点検の対象となる主要部分



住宅の外部では基礎や外壁、屋根、ベランダなどがチェックされ、内部では壁・天井、床下、屋根裏などが点検されます。
これらの部分に発生しやすい問題には、ひび割れや浮き、雨漏りなどがあり、それぞれに適切な対応が必要です。

□日常でできる家のお手入れと点検のポイント



住宅の定期点検と同様に重要なのが、日常的なメンテナンスです。
自分で簡単に行える家のお手入れの方法を3つ紹介し、それぞれの重要性を確認していきましょう。

1:排水溝と換気設備のチェック



排水溝が詰まると水回りの問題が発生しやすくなります。
定期的に清掃することで、悪臭や水漏れのリスクを減らせます。
また、壁の通気口や換気扇も汚れが溜まりやすいため、定期的な清掃が必要です。

2:外壁の状態の監視



外壁は家を外気から守る重要なバリアです。
定期的に外壁の汚れを洗い流し、ひび割れやはがれがないかを確認することで、建物の寿命を延ばせます。
特に交通量の多い地域では、外壁の汚れが目立ちやすいので注意が必要です。

3:安全な清掃方法の選択



高圧洗浄機を使用する際は、壁材を傷つけないよう注意し、弱出力で操作することが推奨されます。
適切な距離と圧力で洗浄することが、効果的かつ安全な清掃だといえます。

□まとめ



この記事では、新築家屋の定期点検の基礎知識と、日常で行えるメンテナンスのポイントについて解説しました。
定期点検では、施工の完全性を確認し、早期に問題を見つけられるため、欠かさず行うようにしましょう。
また、日常のお手入れでは、特に排水溝や外壁の状態を常にチェックし、必要に応じて清掃を行うことが重要です。


全国建物保全協会では、建物保全士が適切な建物の維持管理を行う「マイホーム検」を通じ、長く安心して暮らせるように適切な定期点検を推奨する活動をしております。
施主様のマイホームでの暮らしを守る活動を是非「マイホーム検」をご検討ください。