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家のメンテナンスは築何年から必要?適切な時期を見極めて快適な住まいを保とう

2024.08.20
家を長く快適に、そして資産価値を維持したいと考える方も多いのではないでしょうか。
家を長く快適に住み続けるためには、適切なタイミングでメンテナンスを行うことが重要です。

しかし、いざメンテナンスが必要になった時、「いつから始めればいいのか」「どんなメンテナンスが必要なのか」と疑問に思う方も多いかもしれません。

この記事では、メンテナンスの重要性と、築年数別に必要なメンテナンス内容を具体的に解説します。

□家のメンテナンスはなぜ重要なのか?



戸建て住宅は、長年住み続けるうちにさまざまな劣化が発生し、メンテナンスが必要になります。
メンテナンスを適切に行うことで、快適な住空間を維持し、資産価値の低下を防げます。

1:長く気持ちよく住めるようにする



雨風、紫外線、湿気など、住宅は日々さまざまなダメージを受け、経年劣化していきます。
築年数が経つにつれて、これらのダメージが蓄積され、さまざまな問題が発生する可能性があります。
例えば、外壁のひび割れ、雨漏り、シロアリ被害、内装の劣化、設備の故障などです。

これらの問題を放置すると、住空間の快適性が損なわれるだけでなく、健康被害や安全上の問題に繋がる可能性もあります。
適切なメンテナンスを行うことで、これらの問題を未然に防ぎ、快適な住空間を長く維持できます。

2:資産価値の維持



適切なメンテナンスを行わない家は、劣化が進み、売却価格が下がったり、買い手がつきにくくなったりする可能性があります。
一方で、適切なメンテナンスを行っている家は、資産価値を維持できるため、将来的な売却をスムーズに行えます。

また、住宅ローンを組んでいる場合、メンテナンスを怠ると、住宅の価値が下がり、ローン返済が困難になる可能性もあります。
適切なメンテナンスを行うことで、住宅の価値を維持し、将来的な経済的なリスクを回避できますよ。

□メンテナンスは築何年から?築年数別メンテナンス箇所と内容



築年数別に、外壁、内装、設備の3つの面から、メンテナンスが必要な箇所と具体的な内容を紹介します。
適切な時期に適切なメンテナンスを行うことで、住宅を長く快適に保てます。

1:築10年



築10年では、まだ大規模なメンテナンスは必要ありませんが、各設備の部品を交換したり、細かな点検を行ったりする必要があります。

・外壁:再塗装または清掃
・内装:クロスやフローリングの張替え、室内建材の点検
・設備:給水器具、給湯器、冷暖房設備の部品交換

2:築20年



築20年になると、外壁の再塗装、内装の張替え、水回りの設備交換など、より大規模なメンテナンスが必要になります。

・外壁:再塗装または清掃
・内装:クロスやフローリングの張替え、室内建材の交換・補強
・設備:キッチン周り、浴室、トイレなどの水回りの交換

3:築30年以上



築30年以上になると、住宅の構造部分の劣化も進んでくるため、より専門的な知識と技術が必要となります。

・外壁:全面的な改修
・内装:全面的な改修
・設備:全交換、または最新の設備への交換

□まとめ



戸建て住宅のメンテナンスは、快適な住空間を維持し、資産価値を低下を防ぐために非常に重要です。
築年数別に適切なメンテナンスを行うことで、住宅を長く快適に、そして安全に保てます。

この記事で紹介した内容を参考に、適切な時期に適切なメンテナンスを実施し、快適な住空間を長く維持しましょう。


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