NEWS

新築住宅の定期点検!注意点をチェックして後悔しないために知っておきたいこと

2024.08.25
新築住宅を購入された皆さまは、きっと安心安全に快適に住み続けたいと願っていることと思います。 新築住宅は、人生における大きな買い物です。 せっかくのマイホームですから、長く快適に住み続けたいですよね。 そのためには、定期的な点検が欠かせません。 この記事では、新築住宅の定期点検について、何をチェックすればいいのか、注意点などを詳しく解説していきます。 ぜひ最後まで読んで、安心安全な住まいづくりに役立ててください。

□新築住宅の定期点検とは?

新築住宅の定期点検は、家を長く安全に快適に使い続けるために非常に重要なものです。 定期点検によって、早期に不具合を発見し、適切な対応をすることで、大きなトラブルや修繕費用を回避することができます。 例えば、外壁のひび割れや屋根の劣化などが放置されると、雨漏りやシロアリ被害といった深刻な問題につながる可能性があります。 定期点検を行うことで、こうした問題を未然に防ぎ、安心安全な住環境を維持することができます。

*定期点検の目的

定期点検の目的は、大きく分けて2つあります。

1:施工不良の早期発見

新築住宅は、設計や施工の段階で、どうしても小さなミスや不具合が発生してしまうことがあります。 定期点検では、こうした施工不良を早期に発見し、適切な対応を行うことで、大きなトラブルに発展するのを防ぎます。

2:劣化の早期発見

住宅は、年月が経つにつれて様々な箇所に劣化が生じます。 定期点検では、こうした劣化を早期に発見することで、適切な修繕を行い、住宅の寿命を延ばすことができます。

*定期点検の種類

定期点検には、大きく分けて2種類あります。

1:義務点検

義務点検とは、住宅の構造部分や設備の保証期間が設定されている場合に行う点検です。 多くの場合、新築から1年、2年、5年、10年など、一定の期間ごとに点検を行う必要があります。 義務点検は、保証期間内の不具合に対して、無料で修理や交換などの対応が受けられることが多いです。

2:任意点検

任意点検とは、義務点検とは別に、住み手の判断で行う点検です。 任意点検では、専門会社に依頼して、住宅全体の状況を詳しくチェックしてもらうことができます。 義務点検だけでは発見できないような、細かい不具合や劣化を見つけることができるので、安心安全な住まいづくりには、非常に有効な手段と言えます。

□新築定期点検チェックポイント

新築住宅の定期点検では、基礎、外壁、屋根、ベランダ、壁、天井、床下など、様々な箇所をチェックする必要があります。 それぞれの箇所のチェックポイントと注意点について詳しく解説します。

1:基礎

基礎は、建物の土台となる部分です。 基礎に不具合があると、建物全体に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、定期点検では、基礎のひび割れ、はがれ、浮きなどを重点的にチェックする必要があります。

2:外壁

外壁は、建物を雨風から守る大切な役割を担っています。 外壁にひび割れやはがれがあると、雨漏りやシロアリ被害の原因となる可能性があります。 定期点検では、外壁のひび割れ、はがれ、汚れなどをチェックする必要があります。

3:屋根

屋根は、建物を雨や雪から守る大切な役割を担っています。 屋根に不具合があると、雨漏りや断熱性能の低下など、様々な問題を引き起こす可能性があります。 定期点検では、屋根の浮き、ひび割れ、劣化などをチェックする必要があります。

4:ベランダ

ベランダは、洗濯物を干したり、植物を育てたりするなど、様々な用途で使用される場所です。 ベランダに不具合があると、雨漏りや落下事故の原因となる可能性があります。 定期点検では、ベランダの手すり、床、サッシ、排水口などをチェックする必要があります。

5:壁・天井

壁や天井は、室内環境に影響を与える重要な部分です。 壁や天井にひび割れや汚れがあると、見た目の悪さだけでなく、湿気やカビの原因となる可能性があります。 定期点検では、壁や天井のひび割れ、汚れ、湿気などをチェックする必要があります。

6:床下

床下は、目に見えない部分なので、点検が難しい場所です。 しかし、床下は湿気がこもりやすく、シロアリや腐朽の原因となる可能性があります。 定期点検では、床下のシロアリ被害、腐朽、湿気などをチェックする必要があります。

□まとめ

新築住宅の定期点検は、家を長く安全に快適に使い続けるために非常に重要なものです。 定期点検によって、早期に不具合を発見し、適切な対応をすることで、大きなトラブルや修繕費用を回避することができます。 定期点検では、基礎、外壁、屋根、ベランダ、壁、天井、床下など、様々な箇所をチェックする必要があります。 それぞれの箇所のチェックポイントと注意点について、この記事で解説しました。 定期点検を怠ると、思わぬトラブルに見舞われる可能性があります。 この記事を参考に、定期点検を習慣化し、安心安全な住まいづくりを目指しましょう。

全国建物保全協会では、建物保全士が適切な建物の維持管理を行う「マイホーム検」を通じ、長く安心して暮らせるように適切な定期点検を推奨する活動をしております。

施主様のマイホームでの暮らしを守る活動を是非「マイホーム検」をご検討ください。